5月の扉絵
更新スピードが遅くなっています。
今回も韓国のコロナまわりの現状について、5月の行事などについてお伝えしていきます。
韓国の現状
① 規制緩和直後に、梨泰院のクラブで感染広がる
日本でも既に報道されているのでご存知の方も多いと思いますが、
ソウル・梨泰院(イテウォン)のクラブで集団感染が発生しました。
陽性の人が梨泰院(イテウォン)のゲイクラブ3か所を回り、2000人近くと接触したとか。。
私は最初Twitterでそれを知りました。
そのうち、まだ1300人程が確認が取れていないとの事。
(5月10日確認情報)
なお、梨泰院(イテウォン)については最近「梨泰院クラス」というドラマが有名になっていたところだったので地名は知っている方も多いかもしれません。
(ちなみに日本のタイトルでは「六本木クラス」となっているらしい)
ちなみに今回問題となっているのは、
前に韓国・大邸(テグ)で集団感染が発生した新天地教会の時と似ていて、
そこに行った人たちがその事を隠そうとしてしまい、調査や検査が進まないという事です。
下は韓国のコロナについてのサイトです(5月10日現在)。
棒グラフの緑色のところがその日の新規感染者をあらわしています。
5月8日から増えだしています。
②清州市にも新規感染者が発生
場所の関係上、
基本的にはソウルの梨泰院がある龍山市(ヨンサン市)が発生者が多いのですが、
その中に、私の住む都市・清州市在住者が
梨泰院(の、そのゲイクラブ)に行って陽性となったと、先日緊急速報メッセージで連絡がありました。
その人の行動履歴(職場、寄った店、交通手段など)は詳細に伝えられています。
一つちょっと心配なのは、
この人の勤務先が清州市内の現代百貨店デパート1階という事です。
その為、
「5/6~5/8に現代百貨店デパートに行った人は保健所に連絡して下さい」というメッセージが来ています。
韓国では5/8が親の日だった為、
この3日間はいつも以上に人の出入りが多かったと考えられます。
コロナが始まって以来、
今までになく清州が危険な状態な気がする、、、(泣)
実に惜しかった
実は韓国では、4月後半から5月8日までは
韓国の一日当たりの新規感染者数は一桁台となっていて、
かなり希望が見えて来ていた状態でした。
(ゼロ0の日も中にはあったと聞きます)
しかもその内訳では、
海外帰国組による率が高く、
国内による新規感染者数はほぼなくなって来ていました。
その上で、韓国政府が「警戒レベルを『生活における防疫』という体制に変えると発表。
実質、緩和となっていました。
そもそも、この時期には既に自主的な緩和となっていたというか、
だいぶ以前通り動く人やマスク無しの人が増えていました。
更に、学校についてもようやく再開に向けての正式発表がされ、
段階的に実施する旨の連絡が学校から来たのが連休明けだったかと思います。
最も早いスタートでは13日、中3から始まり、
次は20日・中2や小1〜2年生や幼稚園児、
そして27日・小3〜4年生、
最後に6月から小5〜6年生、
といったように発表があり、
「ようやくここまで来た、、!」「逃げ切った!」
と個人的に感じていた矢先、
梨泰院での集団感染が起こりました。
5月の韓国の行事などについて
5月は韓国は日本と同様「子どもの日」がある他、
「○○の日」と制定された日が多く、
とても行事が多い月です。
5.5 어린이날(子どもの日)
5.8 어버이날(親の日)
※韓国では「母の日」「父の日」に分かれず、
両親の日としてこの日に感謝の意を伝えます。
5.15 스승의날(先生の日)
5.18 성년의날(成年の日)
5.18 광주민주화운동,광주사건
社会統合プログラムで前に勉強しましたが、
まだ説明出来るほど十分咀嚼出来てません。
ただ、韓国の民主化において非常に大きな事件だったという事は覚えています。
<以下、ウィキペディアより抜粋⬇︎>
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(光州事件)
光州事件[1][注釈1](こうしゅうじけん)は、1980年5月18日から27日にかけて大韓民国(韓国)の全羅南道の道庁所在地であった光州市(現:光州広域市)を中心として起きた民衆の蜂起[1]。5月17日の全斗煥らのクーデターと金大中らの逮捕を契機に、5月18日にクーデターに抗議する学生デモが起きたが、戒厳軍の暴行が激しかったことに怒った市民も参加した[1]。デモ参加者は約20万人にまで増え、木浦をはじめ全羅南道一帯に拡がり、市民軍は武器庫を襲うと銃撃戦の末に全羅南道道庁を占領したが[3][4]、5月27日に大韓民国政府によって鎮圧された[1]。
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(光州民主化運動)
1988年以降、光州民主化運動(광주민주화운동) という名称が定着した。1988年、盧泰愚が大統領に当選した後に設置した民主和合推進委員会は「光州事態」を民主化運動として再定義し、(5.18)光州民主化運動と呼び改めることを提案した。... 「5.18光州事態」と呼ばれることも多い。
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なお、数年前に韓国で上映された「택시운전사(タクシー運転手)」。
「パラサイト半地下の家族」で有名なソン・ガンホが主演の映画ですが、
光州事件の実話を基にした映画だそうです。
(なお、邦題は「タクシー運転手約束は海を越えて」となっています)
ちなみに子どもたち手作りのカーネーション他がこちら。
親の日に行って来た義実家で雨上がりに撮った、田舎の風景。
(しかし人と接触しないからマスクなしで遊べはする)
おまけ